街に開く窓の家Ⅱ 住宅|石川県

街の風景と暮らす2階リビングの家

金沢市内の住宅地に建つお若いご夫婦のための住宅です。
敷地は北向き、西側には隣家が迫り、東側と南側は将来住宅が建つことが予想されているという敷地条件でした。

最初に計画したのは住みやすい外廻りを整えることでした。必要な2台の駐車場を確保し、北陸では必須である広いポーチ空間と外物入れ作りました。ポーチは駐輪場を兼ねる計画です。

建て主さんからの要望は、

ご主人は窓から花火大会が見たいこと、書斎が欲しいこと。奥様からは充実したキッチンと収納を可能な限り多くして欲しいこと。

そしてお二人から、シンプルで飽きのこない、落ち着いた家をご要望されました。

視線や風が抜ける心地よい住宅、家族の居場所がいくつもあって、それでいて十分にコンパクトな住宅を設計を目指そうと決めました。

南側は将来、住宅がギリギリに建設されるであろうと予測されることから、生活空間を2階に上げて北側に大きな窓を設けましょうとご提案しました。 北側でも2階の窓ならば安定した採光を得られるし、道路から角度を振って窓を設ければ向かいの家からの視線は入ってきません。なにより街の風景を取り入れながら、のびのびと暮らすことができます。
その上で、ご要望の大きなキッチン、パントリー、収納を設けストレス無く日常生活を送れる様に配慮しています。

夜になれば窓に明かりが灯ります。
この家の明かりが、街に帰ってくる人達を安心させるはず…そう思いながら設計を行いました。
家人が生活している様子が少しだけあふれ出ること。各家庭からもれる温かく明かりが”街をやさしく照らす。それが街にとっても家にとっても大切なことだと考えています。



設計
田淵建築設計事務所
所在地
石川県金沢市
用途
住宅
敷地面積
114.03㎡(34.6坪)
延床面積
108.44㎡(約32.9坪) (ポーチ除く)
構造
木造(在来軸組工法)
構造計算
許容応力度計算
設計期間
6ヶ月間
施工期間
4.5ヶ月間
設計担当
田淵建築設計事務所
田淵 基樹
構造設計
田淵建築設計事務所
宮下 昌士
施工
アルプデザイン株式会社
現場代理人:沖野 裕二
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